プラズマ

難しくなってきた.
電子-電子衝突や電子-イオン衝突について近接衝突,遠方衝突を一頻り考える.プラズマ中では遠方飛来の寄与が大きい.
衝突現象を土台にしてプラズマによる偏向や遮断のlengthscaleを求める.計算が大変で理解はいまいち.
で,これを踏まえて輸送プロセス.つまり粘性.今回は最も簡単な1次元の運動量輸送で計算.いわゆるbulk motion,bulk viscosity.粘性については球対称流でいきなり角運動量輸送とかαとかを扱ったので,こういう運動論がっしりの議論は逆に難しい.とにかくEuler方程式の圧力項と粘性力を比較したり,速度微分の何階まで生かすかとか計算.熱伝導も少し.第一原理に則ってきちんとやると,温度勾配によるエネルギー輸送もself-consistentに導出できるということを知った.
ていうかプラズマ,変数多過ぎ.近似評価も多過ぎ.