ある初夏の昼下がりの対話

昼休み.生協に行く途中でぶらぶらしてたら,2人連れが声をかけてきて,「生きる目的」みたいな分厚い本 (ルビ入り) を取り出して,「今度こういうサークルの集まりがありまして..」とかなんとか.明らかにその手の人です.本当にありがとうございました.
時間があったので話を聞いた.ただし僕はその直前まで多様体論の勉強をしていたので,その方向で.
アレな人「人は皆死ぬのに,生きる目的ってなんでしょう ?」
僕「生死は双対です.ほら,人生なんて4次元可微分多様体だし」
アレ「いやあ,僕文系なんで..」
僕「つまり死は象徴としてのドラーム コホモロジー群です」
アレ「 ? 」
僕「ようするに意志の congruence です」
こんな調子で 20 分くらい僕が一方的に喋った.せっかくだからパンフレット頂戴と言ってもくれなかった.まあ,男を勧誘する時は女を混ぜるという定石を怠った君たちの負けだ.