to be or not to be, that is NOT the question

全く科学的でない話.
そういうわけで,なぜ専念的な人は幸せなのかというと,セネカという人物の言葉にそのヒントがある

何人も判断するよりはむしろ信ずることを願う,

次はショウペンハウエルの論述「著作と文体」の一節

著作家には二つのタイプがある.事柄そのもののために書く者と,書くために書く者である.第一のタイプに入る人々は思想を所有し,経験を積んでいて,それを伝達する価値のある者と考えている.
第二のタイプに入る人々は金銭を必要とし,要するに金銭のために書く.
...(中略)...
低劣な著作家の大多数は,新刊書以外は読もうとしない民衆の愚かさだけをたよりに生きているにすぎない.すなわち彼らの名はジャーナリスト.適切きわまる言葉でないか.これをドイツ語に訳すと日給取り.

前者の著作家として産総研高木浩光 氏がすぐに思いついた.後者の著作として読まされている新聞の特集などは,すなわち,著者が著者のために書いている文章ということでひとつ.