熱力学

良い例題を見つけた。ばねの問題を熱力学的に扱う。するとばねの内部エネルギー(力学的にはポテンシャル)に温度依存性が入る。もし等温過程なら温度依存項が消えるとともに、内部エネルギーはHelmholtz自由エネルギーと等しくなる。同時にこれは内部エネルギーの最大値でもある。従って第一法則より、取り出せる仕事は最大となる。

輻射流体

ゼミの準備.熱伝導率の変分を第一原理(Chapman-Enskogの1次による衝突積分の評価)から導出することができた.かなり荒い近似を使っているが,論理の流れに不備は無いはず.