宇宙物理の試験.ひどいことに,中性子星の重力エネルギーをGM/Rとしてしまった(正しくは,GM^2/R.念のため)...あんなに準備したのに..桁が33桁も違うやんけ(1太陽質量の分,念のため)..答えを出した時点でおかしいと思ったんだけど,時間が無かった.まあ他はできたので,単位はもらえるだろうからよしとしよう.
試験が終わったので,電磁気の勉強.砂川先生の記述が,畏れ多くも気に入らないので(エーテルを仮定することにする,とか),本をshiftさせてLandauの場の古典論に切り替える.読者を突き放した態度が良い.「容易に導ける..」とかの記述がとても多い.これは,専門書は一字一句自問自答しながら,行間はすべて埋めなければならない,というLandau先生の心遣いなのだろうと思ってがりがり計算する.
場の古典論の一般相対論のsectionは,表面的な内容しか触れてないと思いつつ,面白い計算が載っていることを発見する.論文にもreferenceとして引かれていることがけっこうあるけど,このあたりは相対論の専門家のLifshitzが書いたんだろうか?