Progress of Theoretical Physics Supplement No.143 (2001)
http://ptp.ipap.jp/journal/PTPS-143.html

宇宙流体

電磁流体の基礎と不安定性.非圧縮性でも電磁流体の波が発生するのは,(磁場+流体速度)→電流→ローレンツ力→弾性波という仕組みらしい.不安定性は密度のR-T不安定性と,速度のK-H不安定性.宇宙物理で勉強した以上の内容はとくに無かったかな.

相談

卒論について先生と話.MHDをやるのなら,数ヶ月はZEUS codeの解析で数値計算主体になる.accretion diskなら回転BHも含めて数値計算は1~2Dのtestくらい.それともRelativistic starやGRのレビューにするか.MHDやaccretionをfull GRでやるのはとても無理.しっかり素過程を追うのも今からじゃ無理そう.
重要な選択は,ライブラリをもらってある程度の規模の数値計算をするか,先を見据えて「物理」をするか.決定は今月中までに.

輻射流体

ゼミはA-G波のisothermalの基礎方程式や伝播の話.今日はわかりやすかった.僕の次回の担当は,より一般的なA-G波の伝播だけど,式の導出がかなり大変.現象としては摂動入りの屈折や反射でしかないのに,分散関係が複雑なこともあって,反射率求めるのにも一苦労.流体の難しさが垣間見えてくる.
集中力が切れてしまったので,帰宅.これから佐々木さんの本とLinux本読み.