Kerrリポート

ひたすら推敲.ここにきてやっと全体像が浮かび上がってきた.
Kerr解を導出するにあたっては,内山に載っているtype-D計量からKerr-Shild形式を求める方法はとらずに,静的軸対称で回転する物体という条件から計量を仮定して未知関数を1つ1つ決めていくという方法をとっている.この方が数学的に内容が豊富で応用範囲も広いから.しかし,この方法だと問題設定の後,変数変換の嵐で極めて見通しが悪くなってしまった.
そんな時に佐々先生の研究日誌を読んで元気づけられた.こんなぺーぺーの僕が共感できたわけじゃないけど,このやり方でいいんだ,みたいな.