TA

試験の解答つくり終わって、これから講義計画の最終段階。といっても、全然計画立ってない。歴史通りに連立一次方程式からいくかと思っても、解法の段階で、では逆行列って何だということになり、逆行列の定義や正則性のところで行列式が出てきて、じゃあ行列式から始めるかということになると、これについて述べることは無限にあるような気がするし、計算方法も何かを切らなければ (たぶん余因子展開を切る)、到底対角化までたどり着けそうにない。その他にも、線形独立等の概念はどの段階で導入するのかとか、複素数の扱いはどうするかとか、基底は次元は像は核はジョルダン標準形はとか言ってると、もう線形代数を学んでるだけで人生終わるんじゃないかみたいな。
結論。ようするに教える人間が今もっている知識と経験を超えることは伝えられないので、その範囲で精一杯がんばる。